土地を探す前に
「家を建てるためにはまず土地を探さなくては」
そう考えるのはごく当然のことです。
しかし、土地探しの前に考えていただきたいことがあります。
「こんなはずじゃなかった」という失敗を防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか。
どのような暮らしがしたいですか?
まず最初に考えていただきたいことは「どのような暮らしがしたいか」ということ。
たとえば
・駅から徒歩〇分以内がいい
・子どもの学区は変えたくない
・陽当りのよい家がいい
・広い庭が欲しい
叶えたいことはたくさんありますが、残念ながら条件が100%揃う土地はほとんどないと思われます。
希望を明確にして、そのなかで優先順位をつけ妥協できるラインをつくりましょう。
そうすることでご希望に合った土地を探しやすくなります。
「とりあえず土地だけでも・・・」は危険です
「建築会社はもう決まっていますか?」
Noと答えた方は気をつけて。
建物のことを何も決めずに土地から探し始めるのは、じつは大変危険なことなのです。
何が危険なのかというと、第一に予算のことが挙げられます。
いくらで建てられる?でも触れていますが、予算を考えるうえで建築費用は軸となります。
想定していたより少し広かったり、予算を超える土地を勢いで購入してしまうと、後からじわじわ会計が圧迫され、思い通りの建物が建たない可能性がでてきます。
土地が広ければ地盤改良や外構などにかかる費用もかさみますし、想定より高い土地を買うと必然的に建物に割けるお金は少なくなるからです。
建築会社を先に決めて、おおよそのプランと金額を出すことで土地に掛けられる金額も決まってきます。
「とりあえず、土地を確保しなければ!」と焦りは禁物です。
建てる目線での土地探し
一般的には東南の角地が良いと言われますが、それはあくまでも一般論。
南面が人通りの多い道路だったりすると、大きな窓をつくってもカーテンを開けられなかったり、陽射しが強すぎて夏が過ごしにくかったりすることもあります。
反対に敬遠されがちな旗竿敷地でも、子供が道路に飛び出すことがなく安全という考え方も成り立ちます。
また、静かな環境を好まれる方にも喜ばれることがあります。
さらに候補地を絞っていく段階では、設計のことを念頭において、比較検討することができます。
このように、その土地があなたにとって良い土地であるかどうかは周囲の環境やあなたのライフスタイル、価値観によって変わってきます。
すぐに見つからなくても焦らないで
物件の情報は日々更新されています。
多い方では50件くらいの土地を見られた方もいらっしゃいます。
私たちは、土地探しはお客様が本気で家のことを考えていくための、貴重なプロセスだと考えています。
土地がなかなか見つからなくても、その間に間取りや仕様・インテリアのことをゆっくりと詰めていけます。
また、たくさんの土地を見ることで、土地の良し悪しを見極める目も養われるのではないでしょうか。
土地との出会いは人との出会いと同じで、縁がとても大事だと身に染みて感じます。
お客様と一緒に土地探しをしていて、機が熟したなと思った時、出会いのタイミングが必ずやってきます。
そのタイミングを逃さず良い土地と出会えるよう、地元の他社さんとの連携を含めて協力させていただきます。
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