耐震基準と耐震等級は違う?
2022.09.29 配信
こんにちは、朝日ホームです!
9月もあっという間に終わってしまいました。
秋も深まってきましたね♪
さて本日は【耐震基準と耐震等級】についてお話ししようと思います。
家を建てる時には、やはり家の強度は気になりますね。
地震大国の日本では、耐震性は重要なポイント。
「耐震基準」や「耐震等級」という言葉は皆さんご存じなのではないでしょうか。
でも、この2つの違い、わかりますか?
■耐震基準とは
耐震基準とは、建築基準法で定められている、建築する建物が振動について「最低限」満たすべき基準となります。
耐震基準は大きな地震がある度に改正され、現在は1981年に改正された
『震度5強程度の中規模地震ではほとんど損傷せず、震度6強から7に達する程度の大規模地震でも倒壊・崩壊しない』
とされる新耐震基準と呼ばれるものが施行されています。
さらに2000年の大改正では、建築確認申請が必要となりました。
これはあくまで最低限なので、耐震等級に照らし合わせると「耐震等級1」ということになります。
■耐震等級とは
1999年に「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」が施行され、それまであいまいだった住宅の評価基準(住宅性能表示基準)が定められました。
2000年からは一般消費者にもわかりやすい「住宅性能評価」が始まり、その評価の一つが耐震等級です。
耐震等級は地震に対する構造躯体の損傷しにくさを表示するもので、等級1~3の数字が高いほど評価が高くなります。
具体的には建築基準法の耐震基準を等級1、建築基準法の1.25倍程度が等級2、建築基準法の1.5倍程度が等級3となっています。
耐震等級2以上を取得するためには木造2階建てにおいても構造計算が必要です。
また免震住宅の場合は、その旨を表記し、耐震等級の評価は行われないこととしています。
■多雪地域では耐風・耐雪等級も
耐震等級の他にも、多雪地域では耐風・耐雪等級が評価されます。
こちらは等級1~2で合わせて表示しています。
■2つの違いを理解して家づくりの参考に
耐震基準と耐震等級の違いをお解りいただけたでしょうか。
(私は今回あらためて確認するまで、あいまいにしか知りませんでした…)
テクノストラクチャーは耐震等級3に対応した、地震に強い住宅です。
朝日ホームは、テクノストラクチャーの家を施工できるパナソニックビルダーズグループの一員でもあります。
いつ来るか分からない地震に備えつつ、長く安心して暮らせる家づくりをご提案します。
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参考:建築基準法、住宅の品質確保の促進等に関する法律、一般社団法人住宅性能評価・表示協会「住宅性能表示制度について」
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