おうちの内装カラーコーディネート
最新更新日:2024.3.16
注文住宅などの新築戸建て住宅では、床や壁材などの内装デザインを自分好みにカスタマイズできます。
憧れの空間での暮らしは、想像するだけでワクワクしますよね。
ただ自由であればあるほど、床材や壁材、建具や設備など細かい部分まで決めなくてはなりません。
色・形・素材など、こだわればこだわるほど全体のバランスが難しくなってきたり、時間と労力もかかってしまいます。
そこで今回は、おうちの内装カラーコーディネートについてをご紹介します♪
- Point -
1. リラックスできる空間とカラー
リラックスできる空間をつくるには、どんな配色にすれば良いでしょうか。
使う色ももちろん重要ですが、色の配分も重要になります。
● バランスの良い配色の割合 ●
- ベースカラー 70 %
床や壁、天井などの内装材
住まいの大部分を占める部分
- アソートカラー 25 %
カーテンやフローリングマット
ソファなどの大きめの家具や扉などの建具類 - アクセントカラー 5 %
クッションやアートなどの小物類
ベースカラーに、
ホワイト / アイボリー / ベージュ / ライトブラウン
ライトブルー / ライトグリーン
などを使うとリラックスできる空間になります。
ダークブラウンは、広い面積で使うと気持ちが沈むことも。
奇抜な原色カラーをベースカラーやサブカラーに使ってしまうと落ち着きのない空間になってしまいます。
かといって色の作用を気にしすぎて自分の好きじゃない色を使うと、居心地の悪さを感じたり・・・。
好きな色をバランスよく取り入れ、家族みんなが居心地の良いと感じる空間にしましょう♪
2. 色の持つ心理的効果と向いている部屋
▮ レッド
- 効果
意欲的、元気、興奮や高揚感 - 場所・使い方
キッチン、子ども部屋など
アクセントカラーとして使用
▮ ピンク
- 効果
おだやか、優しさ、かわいらしい
幸福感、情緒を安定させる - 場所・使い方
リビング、寝室、ベビールームなど
▮ オレンジ
- 効果
楽しさや陽気さ、食欲がわく、あたたかみ - 場所・使い方
リビング、キッチン、ダイニングルームなど
▮ イエロー
- 効果
元気、明るい、好奇心旺盛、開放的、集中力
人の目を引きつけて注意を促すカラー - 場所・使い方
トイレ、勉強部屋、ダイニングルームなど
鮮やかなイエローはアクセントカラーに
▮ グリーン
- 効果
安心、おだやか、リラックス効果、自然 - 場所・使い方
キッチン、バスルーム、リビング、寝室など
▮ ブルー
- 効果
優しさ、落ち着き、睡眠作用、集中力、清潔感 - 場所・使い方
勉強部屋、書斎、寝室など
▮ ブラウン
- 効果
おだやか、落ち着き、温もり、親しみやすい - 場所・使い方
床・建材・家具など
▮ ベージュ
- 効果
おだやか、優しさ、自然、落ち着き、大人 - 場所・使い方
飽きのこない色なので、どの部屋にも使える
▮ パープル
- 効果
高貴、神秘的、芸術性、高級感、自信
薄いパープルは心身を癒す - 場所・使い方
寝室、書斎、趣味部屋など
▯ ホワイト
- 効果
清潔感、心機一転、開放的、純真無垢 - 場所・使い方
リビング、トイレ、浴室など
広く・明るく見せたい部屋に
▮ グレー
- 効果
おだやか、落ち着き、洗練 - 場所・使い方
どんな色とも合わせられる
サブカラーとして使用
▮ ブラック
- 効果
圧迫感、力強さ、フォーマル感、高級感 - 場所・使い方
少ない面積でアクセントとして使う
3. 会話が弾むダイニングルーム
自宅にお客さんが来るとなると、気を遣ってしまいますよね。
例えば、ご主人のお仕事関係の方やご近所さんなど…。
そんな時、自然と会話が盛り上がる色使いをご紹介♪
テーブルの上に、イエローやオレンジの花などを飾ると、緊張がとけて話やすい雰囲気になります。
食事をする場合、ランチョンマットなどに取り入れると、食欲をそそり、会話も弾みます。
反対に会話が弾まないのは、ブルーやグレーなどの寒色系の空間です。
真っ白で無機質な空間は、緊張感が高まり、よそよそしくなることも。
上手に色を使うことで、お客様を気持ちよく自宅に迎えることができますね♪
4. 子ども部屋・勉強部屋のカラー
お子様が男の子の場合、子ども部屋にブルーを使うことがあるかもしれません。
ブルーや淡いパープルは、眠りにつきやすいカラーです。
そのため、ブルー系に囲まれた部屋では眠くなってうとうとしてしまいます。
これらの色は、寝室のカーテンやベッドリネンに使うと良いでしょう。
子ども部屋や勉強部屋にはイエローを使うのがおすすめです。
机まわりや筆箱などの小物にイエローを取り入れると、頭の回転が速くなります。
お子様がまだ小さい場合には、遊ぶスペースはできるだけ、明るく鮮やかな色をたくさん取り入れましょう。
小さいうちに暖色、寒色、中性色とバランス良く、たくさんの色を見せてあげることは知育発達の面でいいとされています。
とはいえ、おもちゃはカラフルなものが多いので、無理に部屋をカラフルにする必要はありません。
そのため空間全体はベージュ、アイボリー、ホワイトなどの明るい空間にすると良いでしょう。
おうちの内装は、カラーや素材でお部屋の雰囲気ががらっと変わります。
上手に組み合わせて居心地の良い空間で理想の暮らしをしましょう♪
参考文献
> 2018/4/6 Panasonic Builders Group「もっとHappy Style」
> 2023/9/22 カーペット&ラグ通販の大型専門店「びっくりカーペット」
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