玄関のバリアフリーについて考えたこと

2022.9.15 配信

こんにちは、朝日ホームです

先日の仲秋の名月は美しかったですね!

子供と雲一つない夜空を見上げて、お互いに頭に浮かんだ秋の短歌を口ずさみながらのお月見は楽しいひと時でした

 

さて今日は【玄関のバリアフリーについて考えたこと】をお話ししたいと思います。

 

■バリアフリーとは?

バリアフリーとは、生活において障害になるものを取り除き、障がいのある方や高齢者が生活しやすい環境に整えることです。

建築では、段差をなくすことや手すりを設置する、滑りにくい床にするなどが挙げられます。

 

■フラットにすればバリアフリー?

段差をなくすことは、つまずきを防いだり車イスの移動がスムーズにできたりするメリットがあります。

小さなお子様にも安全という点では、ユニバーサルデザインといえるかもしれません。

その一つが玄関でしょう。

しかし、すべてフラットにすることが良いとは言い切れないようです。

 

■身近に見て感じたこと

私の母をはじめ、高齢者の方を見ていて気付いたのですが、靴の着脱のときに段差がないと不便を感じるようでした。

フラットな玄関では腰掛けるところがないため、足元まで深く体を折り曲げなければなりません。

そうすると、ふらついたり倒れそうになって危険なのです。

また、完全に座り込んで靴を履くと、今度は立ち上げるのに苦労していました。

 

■腰掛ける場所があると便利

玄関の一部に階段やスツールがあると、安全に靴を履けて立ち上がりも楽なようです。

玄関の一部に上がり框(かまち)をつくるとか、段差の小さい階段を付けるのも良いのでははないでしょうか。

壁に折り畳み式のイスを埋め込んだお家もあります。

    

 

■適切なバリアフリー化を

バスルームや部屋の巾木などは、できるだけフラットな方が安全です。

しかし玄関のように、段差がある方が生活しやすい場面もあるでしょう。

玄関に段差があると、玄関ホールに砂汚れの広がりを防ぐメリットもあります。

長く住む家ですから、家を建てる時には長期的な視点で考えてみてはいかがでしょうか。

朝日ホームでは、さまざまな視点からお客様にアドバイスさせていただきます(^_^)/

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