飯森 一博 自己紹介はこちら

国産木材を利用して、森林を元気に②

身の回りで木材を利用することは、日本の森林や林業を守るだけではなく、私たちの生活にもメリットをもたらします。

【地球温暖化防止への貢献】

最近特に注目されているメリットが、カーボンニュートラルの実現に資することです。森林にはCP2を吸収し、炭素を固定化する機能があり「炭素の貯蔵庫」と呼ばれています。この機能は、伐採された後の木材も燃やされない限り変わりません。

そのため、成熟した木々を収穫し、住宅を建てれば、森林と同じような貯蔵庫が街にも出来る事から、木造住宅は「第二の森林」「都市の森林」などと言われます。

私たち一人ひとりが、住まいや家具、身の回りのものを既製品に変えることで、地球温暖化を防ぐカーボンニュートラルの実現につながるのです。

 

【木材を使った内装で豊かな生活を】

木造建築は通気性や調湿性、断熱性に優れており、高温多湿な日本の風土に適していることは以前から知られていますが、消臭や抗菌、ダニやアレルギー物質の防除と言った効果もあります。

また、これまでの研究では住宅の天井や床、内装に木材を使用することでの、心身のリラックス効果やストレス抑制効果、集中力を

持続させる効果なども報告されています。

 

①心理面の効果:リラックス・癒やし効果

木材の匂いは、心理的な効果はもちろん、血圧を低下させる等、体をリラックスさせる作用があります。

 

②身体面・衛生面の効果:良い眠りを引き出す効果

働く男女を対象にした睡眠健康調査から、寝室に木材・木質の内装や家具、建具が多いと回答した人は不眠症の疑いが少なく

安らぎを感じている割合が高いことが明らかになりました。

 

③学習・生育面の効果:こどもの集中を助ける

木質化した保育室の子供には「イライラ、気が散る」や「不快感、頭痛等」が見られにくいと言う調査報告があります。

 

これから新築住宅の建築を考えている方、リフォームを考えている方は是非、内装の木質化も検討してみてください。

ご興味がある方は是非、朝日ホームまでご相談ください。


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