土台施工。
土台の下に入っている黒い物は通気を確保する為の基礎パッキンです。昔は基礎をコの字型に凹ませて
そこで通気を取っていましたが、現在は基礎と土台の間にパッキンを入れる事により、全体で通気が確保されます。
土台にある細かい線状の穴は防虫用の薬剤を中まで注入する為の穴です。
基礎に載っていない土台は90cm間隔で施した鋼製束の上に載ります。将来的に木が痩せてきても
鋼製束はジャッキアップ機能も備わっていますので、痩せた分だけ上に上げる事が可能です。
鋼製束は基礎の底盤にボンドでしっかりと固定します。
基本的に床下には90cm間隔で枡目状の土台及び受け材が入っています。この上に30mmの床版を施工。
床の強度はかなり高くなります。
テクノストラクチャーはピン工法です。
この金具は土台で固定され、さらにこの上に立てた柱にピンで固定されます。
ジャッキを調整し、床の水平を確認したら、鋼製束を固定します。